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愛知県 K様
Q.今回設置された機器は何ですか?
A.太陽光発電システムです。
Q.上記機器をなぜつけようと思いましたか?
A.本宅にて、1999年9月から設置・運用した実績を踏まえ、当地においても導入必須の設備と考えました。公的には自然エネルギーの活用によるCO2削減、温暖化防止を図ること、副次効果として、家庭の消費電力の削減、電気料金の低廉化。さらに電気エネルギーの積極的かつ効率的利用法の研究並びに実践的利用・活用を主眼としました。
Q.設置に至ったきっかけを教えてください。
A.御社の電話による「太陽光発電システム」設置推奨活動が、全ての原点です。数か月前に、御社営業担当の田中さんから電話を頂きました。他社から、これまで幾度か、拙宅について設置推奨の訪問や電話を受けておりましたが、何れも諸々の理由で導入契約が進むことはありませんでした。(毎回、設置できないと宣告されていました。)田中さんから頂いた電話でも、半ば、諦め・否定的に考えておりましたが、情熱に押される形で営業員の訪問を受けることとなりまして、営業担当中村さんが拙宅に赴いて下さいました。多くの設置実績をベースに詳細な説明を頂きました。説明の端々に誠意と情熱とが感じられまして、「挑戦してみよう!」という踏ん切りがついた様に思います。若い人が情熱を傾けて為す仕事は、やはり人の心を動かすものです。
Q.設置の効果やご感想などございましたらご自由にお書きください。
A.1.発電電力値が予想を遥かに超えて大きい
本宅導入システムは3.2KW(旧三洋電機製)仕様だが、これまで「3.2KW発電」という表示は経験したことが無い。当地設置システムは、3.6KW(=260*14Panels)仕様だが、瞬時発電電力4.1~4.2KWが頻繁に発生している。パネル並びにインバータの性能が大幅に向上していると予想される。
2.照度が小さくても、発電している感がある。一日当たりの発電時間が大変長い。
早朝、明るめば即発電開始、薄暮の時間でも発電と言う状況である。
3.拙宅では、太陽光発生電力を以下の様に、工夫・効率的に使用しており、電気料金/売電と言う尺度では計れない、貴重な「充実度」を連日体感している。
(i)PHEV車(三菱アウトランダーPHEV)駆動用メインバッテリー(12KWh)への充電は、基本的に太陽光発電エネルギーを基に行っている。
(ii)太陽光から得た電力をPHEV車の駆動用バッテリーに蓄積し、これを車載インバータによってAC100V(1.5KVA)に変換することにより、以下の作業を効率的・経済的に実施している。
①菜園の電動耕耘機(Ryoubi社製)による、畑地耕耘・畝立て作業の実施。
②野菜類に対する水遣りの為の電動揚水ポンプ(寺田ポンプ社製)による潅水作業実施。
③畔の雑草の電動刈払い機(Ryoubi社製)による除草作業の実施
今後は、農作業のみならず屋外作業の殆どを電動機械で行う形態に変更していく予定です。非常時には照明・暖房・携帯充電等々、あらゆるものに幅広く活用していきたいと考えています。
(iii)PHEV車の蓄電容量は、農作業等終了時においても、尚6~7割は残存している。この残存電力を、夜間、自宅家電品への電力供給に回すことにより、夜間の買電電力量の削減を図っています。供給対象家電は冷蔵庫、電気ポットがメインですが、翌朝10時頃にはPHEV車の蓄積電力がゼロとなります。 そして、10時には太陽光発電が十分な発電量に達していますので、即、PHEVの充電動作を開始しています。
(ii)~(iii)の繰り返しシーケンスは、PHEV車のメインバッテリーを、電力使用時間のタイムシフターとして応用するもので、時間による電力消費量の平準化の為にも、将来のEV車を含め、この利用形態が重要であろうと考えています。現時点では、電力配電は手動にて行っていますが、将来的には自動化、AI(人工知能)の導入等を積極的に図っていく予定です。